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マツダ、2007年度第1四半期決算を発表
−2007年度業績見通しに変更なし−
【2007年度第1四半期(4月~6月)ハイライト】
マツダ株式会社(以下、マツダ)は本日、2007年度の第1四半期(2007年4月~6月)の業績を発表した。
第1四半期の連結売上高は主要通貨の円安を受け、前年同期比11%増の8,143億円となった。連結営業利益は研究開発費の増加や減価償却費負担の増加等あったものの、為替好転とコスト削減により、前年同期比9%増の323億円となった。連結経常利益はこのところの急速な円安進行に伴い、為替予約差損増などが影響し、前年同期比12%減の212億円、連結当期利益は同62%減の25億円となった。なお、連結経常利益以下の項目は前年実績より減少しているが、いずれも当初計画の想定範囲内である。
第1四半期のグローバル小売台数は、前年同期比1%減の32万3千台となった。
地域別主要市場における小売台数は、北米*では好調なカナダやメキシコの台数増により、前年同期比6%増の10万8千台となった。欧州では1991年以来15年ぶりに30万台を突破した昨年と同レベルの水準を維持しており、前年実績を上回る7万8千台となった。国内では登録車需要が引き続き低迷している影響で前年同期比7%減の5万7千台となった。中国は海南でのマツダブランドでの現地生産終了により前年同期比44%減の1万6千台となったが、『Mazda3(日本名:マツダアクセラ)』が好調に推移しており、海南生産車を除くと前年を26%上回る実績となった。その他市場では『Mazda CX-7』や『Mazda BT-50』、『Mazda3』などが好調で前年同期比15%増の6万4千台となった。
2007年度通期の見通しは、4月27日の発表に変更はなく、グローバル小売台数は前年比4%増の135万台、連結売上高は同2%増の3兆3,200億円、連結営業利益は同1%増の1,600億円、連結当期利益は同15%増の850億円である。
マツダのデービッド・イー・フリードマン代表取締役専務執行役員兼CFOは「マツダ アドバンスメント プラン最初の四半期は、北米*と欧州で好調な販売が続いており、国内では新型『マツダデミオ』が成功裏に立ち上がった。また今年度中に『Mazda2(日本名:マツダデミオ)』を欧州などにも導入する。将来に向けた投資の拡大と在庫の適正化も計画通りに進捗しており、今後も着実な成長を目指していく」と語った。
* 北米はメキシコ、プエルトリコを含む
【2007年度 主要データ】
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